Techno News
・ 九州大学・国立環境研究所「広域光化学オキシダント汚染のシミュレーションに成功」
東シナ海に位置する高気圧の北側の西風で中国東岸から流れ出した汚染気塊が、朝鮮半島南部を経て、
北部九州から東日本の広い範囲に高濃度のオゾン域を形成する様子が示されました。
形成された光化学オキシダント注意報レベルに相当する汚染気塊のスケールは、東西数百
km を越えるもので、中国国内の汚染物質のみでなく、韓国や、日本国内の寄与も受けていることが示されました。
九州大学応用力学研究所と国立環境研究所の共同研究として化学物質輸送モデルで計算された地上から450mまでのO3の平均濃度 (九州大学広報室 07/5/14 発表)
・ 特許情報のダウンロードが楽になりましたよ!
2006年3月27日より特許庁サイトの電子図書館からの公報類のPDFファイルが一括ダウンロード出来るようになり、大変便利になったようです。
・ チェリー色素で太陽発電の実験 2001/8/24 読売新聞夕刊
植物の色素を使った太陽電池の開発に取り組んでいるシャープが、
小学生向けにアメリカンチェリーを使った太陽電池の工作教室を天理工場で開いている。
植物の光合成と同様に、光が当たると色素が光を吸収し、電子を放出する性質を利用した「色素増感型有機太陽電池」で教室では二枚のガラスの間にアメリカンチェリーの果汁を染み込ませた電池を作り光を当てて発生する電気で羽根車を回す実験をしている。
・ シラスで電池 2001/2/28 日刊工業新聞
ジーオー開発機構は鹿児島県工業技術センターが開発した中空ガラス球状体の微粒シラスバルーンを用い、火山灰のシラスが持つ静電気を利用した電池を開発、携帯電話の充電器等を試作したと報じている。
シラスバルーンに高周波磁場処理水を加えて粘土状にし、2cm角の板状の+−電極にはさんだ厚さ3mmのセルを作製。24個を直列にした1セットで電圧約30V、電流1mAの能力を確かめたと言う。